「車の匠」に紹介されました!

「車の匠」は全国の中古車のプロをインタビューで紹介しているサイトです。
こちらでインタビューを受けましたので、以下、一部紹介させていただきます。

 

 

車の匠 No.310 臼井自動車/山梨県上野原市/臼井弘明

今の車はコンピュータ制御でエンジンをかければそのまま走りますが、昔の車は手をかけてやらないとすぐに走らなくなるんですよ。だからこそ、車への愛情が大切なんです

 

-かなり歴史があると聞きました。

この街にまだ車が2、3台くらいしかない頃からやっています。場所もここで3か所目になります。先代は隔世遺伝で私と同じタイプ。社長はまた違うんですね。創業者は建具屋から車屋になって、町会議員もやった人でした。私も青年会議所に所属して、山梨県の会長までやりました。そういうのも、おじいさんに似ています。社長は逆のタイプなので、意見は合わないです。

 

-運営するうえでのこだわりはありますか。

人と同じことがするのが嫌いなんです。車屋は車検をしたり車の整備をしたりするところというイメージから、ちょっと外れたいんですね。そうなったときに、自分はレースが好きで、しかもサニーという車が大好きなので、どうにか商売の一部として取り入れたいというのが、レース活動につながりました。何のためにやるのかというのは、レースって100分の1秒を争うモータースポーツで、それにはマシンのセッティングが必要で、ドライバーの技術も必要になるでしょう。高い技術で車を走らせた結果、こんな成績が得られたというレーシングテクノロジーを、お客さんの車にフィードバックしたい。これが最大の狙いですね。

 

-整備のコツなどはありますか?

お客さんの車をしっかりみると、タイヤ減り方やブレーキパットの減り方によって、車が訴えかけてくるというか、お客さんの乗り方や車両の細かい情報が分かってくるようになります。今の車はコンピュータ制御でエンジンをかければそのまま走りますが、昔の車は手をかけてやらないとすぐに走らなくなるんですよ。愛情がないと、本当に走ってくれませんね。温まらないと調子が出ないなんて言いますが、古い車は温まらないと本当に調子が出ないんです。それが今の車との大きな違いで、ちゃんといい状態に持って行ってやることが大事。人間でいうと一番わかりやすいのは、いきなり寝ているところを起こされて100mダッシュしろなんて言われたら倒れちゃうでしょう? それと同じです。何より車の調子を大事に考えているから、お客さんの車とも向き合って整備ができるのだと思います。そうしないと、やたらめったらいじくって、いじくり倒して壊してしまうかもしれません。

 

 

 


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